徒然なるままに・・・” イエスの知恵 ”


今日のミサの福音朗読は「皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい」(マルコ12・13〜17)の箇所である。ここでもわたしはイエスの知恵に驚かされる。イエスの言葉じりをとらえて陥れようとするファリサイ派やヘロデ派の人々に対し、二の句をつけないような答えをイエスは言われる。


日常生活の中で識別をする必要があるときわたしはこの言葉をよく思い出す。人間として社会の中で生きるとき、” 皇帝のものは皇帝に ”の判断力は大切である。つまり、体と心、魂を持つ存在である人間がこの世で生きるとき、現実をよく見る見識力が求められる。わたしは上記のイエスの返答はまさにその人間への試金石と思っている。


エスの言葉は真理であり、深い知恵である。それがゆえに、わたしはイエスに魅せられ、イエスを愛する。


  イエスこそ、私を自由にし、解放してくれる救い主!!


のもとよしこ