2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日父を見送って早や20年を経たのに気づき私は驚きました。「聖イグナチオの祝日の前日の出来事であったなぁ」と改めて今日思い起こしたわけです。父の亡くなった日に、姪の子供の誕生が同時にあり、今年彼女も成人となりました。20年前のこの出来事は…
京のあるお寺にて・・・ このまっすぐな表情に心やすまる・・・ 昨日のNHK大河ドラマ「篤姫」で、安政の大獄が始まって、西郷隆盛と月照さんが京から奈良へ、奈良にも追っ手がまわり、九州へ、薩摩の島津斉興から受け入れられず、逃れるんだけど、結局、小船の…
ジャン・バニエ著のこんな本がある。コミュニティー―ゆるしと祝祭の場作者: ジャン・バニエ,佐藤仁彦出版社/メーカー: 一麦出版社発売日: 2003/12メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る500ページにもわたるしっかりした共同体…
今日移動の途中に読もうと、キオスクで何気なく1冊の本を買った。小学館文庫。「おくりびと」。作者は、百瀬しのぶさんとある。 1時間足らずで読み終えることのできる本だが、思いがけず心に響くものがあった。「安らかな旅立ちのお手伝いをする」納棺師。主…
今日はとても暑いけれど、夏らしい東京地方のお天気です。 外では、数人の庭師が楽しそうに語らいながら、暑い中を木々の手入れをしています。あるコーラスグループの熱心な歌声が、階下から聞こえてきます。庭の蝉も負けじと歌い出しているのが何ともおかし…
私の友人は小学校の先生である。彼女は今、問題になっている ”モンスターペアレント”のことをよく話す。はじめはどんな親のことを言っているのかよくわからなかったが、常識を逸脱していることだけはよくわかった。モンスターペアレントにとっては常識という…
「内的生活」という言葉がある。 La vie intérieure... それは目には見えない、でも、内側にあるもの。 生活の内側にあって、 たぶん、それが、 潤っていたり、乾いていたり、 そういうことを通して分かるようなもの。 ・・・なもの、と言うほどはっきりした…
わたしたちの生きる土台となる誓願は、個人の現実、社会の現実から出発して、もう一つの世界ー兄弟愛、正義、平和、連帯 を可能にするものです。 清貧の生き方は、日々の具体的なコミットの道、絶えず新たにされ、適応し直され、追求されるものです。 現代に…
感謝の中での終生誓願式でした。美しい典礼の中で、宣立できたことは一生忘れないでしょう。 たくさんの人がこれまで支えてくださったことをひしひしとかみしめています。 人の生き方の方法はいろいろでしょうが、私はこの道に進みました。 最後まで誠実に、…
わたしは、あなたととこしえの契りを結ぶ。 わたしは、あなたと契りを結び 正義と公平を与え、慈しみ憐れむ。 わたしはあなたとまことの契りを結ぶ。 あなたは主を知るようになる。 (ホセア 2・21〜22) 聖書を読んでいると神さまが「あなた」と契りを…
今日は、特別な日 でも 特別な日でありながら 日々の、毎日の くりかえしの一日でもある この10年間 毎日、毎日、神さまとともに 姉妹とともに、一緒に 確認してきた そして 今日 誓願の日に 確認する 全教会の交わりのなかで こういう生き方で、全面的に…
先週、9名の方々の洗礼があった。 梅雨のど真ん中、うっとうしい日々の中で、ちょっぴり6月病だったわたしに、次の問答はなにかを呼び覚ました。「あなた方は、悪霊を捨てますか?」「はい、捨てます」宣言するって、なんと力強い行為なのだろう! わかった…
今朝の東京は、午前中風が強く曇りであったが、お昼頃には、天気になり窓から爽やかな風が入ってきた。 5日の私たちの会の喜びの日に間に合うように、1年振りに チャドからNさんが帰国した。玄関のベルが鳴り、出ていくと その辺から帰ってきたかのようにN…
私の親戚にお寺がある。幼かった頃、そこに行くと本堂に置かれた大きな仏像の前で昼寝をしたり、かくれんぼをしたりして、騒ぐとよく叱られたものだ。その頃からか、宗教の世界が自然に私の心の中に入っていた。天国と地獄のことは幼いながらもわかっていた…