2011-01-01から1年間の記事一覧

思ってもいませんでした。

思ってもいませんでした。 自分が、頭の大手術を 受ける身になるなんて。 でもそうでした。 人間のからだにひそむ 神秘の業を思い知らされるばかり。 自分の手で、努力で何もできない、 自分の手で何もできなかった。 思ってもいませんでした。 自分が頭の手…

風ってみえないけれど いっしょ お花や草の いいにおいと いっしょに すずしい風が わたしの むねのなかまで はいってきたよ 秋の風って いいにおい よーいどんで はしっていたら がんばれ がんばれって ちょっとつめたい風が ぼくの背中をおしてくれたよ お…

本日の観想

会の公用語のひとつにフランス語がある ついにそれを真面目に習得する時間をいただいている。 第一の派遣である通訳翻訳をより前向きに生きるためである。 明晰な言語であるとは、聞きしに勝るその明晰さに感動する日々。 例えば、ほんの小さなシラブルに直…

希望

3.11の時、日本にいなかった女子学生。 彼女は帰国してから、こうしてはいられない、と石巻に3回ボランティアに出かけました。 そこでたくさんの信徒の方、シスターと出会い、これまで自分がミッションスクールで学んだ精神を、もう一度よみがえらせるき…

お帰りミサ10周年

月1回第3土曜日午後4時、「お帰りミサ」が定期的に援助修道会の聖堂でこの10年行われてきました。中心になるグループは信徒の方々で東京教区の晴佐久神父様と共同なさってきました。いつも100人近い参加で生き生きとした典礼です。必ずギター やヴァイオリ…

たとえ500マイル離れても

釜石から預かっていた写真の洗浄が終了した。 遠く離れていても、心はそばに。 そう思って始めた写真洗浄。 津波で泥を被った写真を送ってもらい、大阪で洗浄、整理してお返しする。 実に地道な作業。 時間がたって匂いもする、泥はこびりついている。 でも…

シネエッセイ

日本の女性監督のパイオニアで記録映画の第1人者と言われる羽田澄子氏の作品「遥かなるふるさと旅順・大連」を見る機会を得ました。羽田氏は旧満州の大連市で生まれ、日本でも暮らす時もありますが、敗戦を大連で迎えられた方です。 羽田氏は今年85歳を迎…

5月5日

ふと被災地に立つ鯉のぼりの写真が目に留まりました。 誰がどのような思いで立てたのかなと思いながら5月の空を見上げました。昨日は晴れでしたが今朝の東京は曇り空です。 このブログも3月25日で止まっていて4月末の復活祭の晴れのご挨拶もなく今日に…

3月19日のおかえりミサ、中止のお知らせ

みなさま、今回の東北関東大地震の被害の中で本当に深い悲しみの中におられることと思います。様々な次元で辛く、苦しい試練の時を過ごしておられることと思います。 毎日、祈らずにはいられませんし、何かできることをと考えて、日々の生活を送ることしかで…