本当に、神の子

『あなたが神様になっているでしょう?』
「そんなはずありません。私、洗礼も受けて、神様のために...」

『それならどうして、そんなに自分を責めて、人に厳しいの?
自分で裁いて、勝手に死刑執行しているでしょ。神様なんてあなたにとっては邪魔。あなたは有力が大好き、無力なんて耐え難いのよ。』  「!!!!!」

この会話の時、私は逆立ちしている時のように、目の前がさかさまで、頭がつぶれそうだった。


“私達は、アルコールに対して無力であり、生きていくことがどうにもならなくなったことを認めた。” (アラノン・ジャパン・GSO 『希望』12のステップ より)

この「アルコール」とは、私にとって、念入りに捏造したこだわりと周到な自己弁護。勘違いと思い込みという建材で建て増しした家。


神を殺してしまった者を神はゆるしていやす。
生きていくことが、どうにもならなくなった時。


「この人は、本当に、神の子だった」*
この神さまのところに、還らせてください。

*マルコによる福音15:39
Kaoru-S