北極星のむこうがわ
先日、東北地方の高原で2泊する機会がありました。
夜、7時半頃外へ出ると、全天透明で深い藍色。深海に潜ったことはありませんが、もし海の底から上を見上げたらこんな感じかしらと思うような静けさを感じました。8時過ぎ、再度外に出た時には、空は暗い群青色に替わり、降り出すような星で散りばめられていました。
すぐに目が向かったのは、北斗7星でした。北極星を探したのですが、星また星で、いったいどれなのか、とうとう見つけられませんでした。
ふとあかねさんを思い出し、帰って来てから、天体関係のサイトを探検してみました。
現在の北極星はポラリスで、小熊座という星座を作っている星のひとつだそうですが、地球の自転軸の首振り運動によって、この星も2103年に天の北極に最も近付いた後、徐々に離れて行き、1万2千年後には琴座のベガと言う星が北極星になるだろうとのことです。
私たちの前後する世代の間どころか、気の遠くなるような将来まで、北極星が別の星にとって変わることはなさそうですが、北極星とは、永遠に不変のたった1つの星なのではないのですね。天の北極の、その向こう側、そのかなたの、それでいて私たちの真中と片隅におられる神様と、笑顔のあかねさんを思います。
「神よあなたの眼には、千年も過ぎ去った1日のよう。夜回りのひと時にすぎない」(詩篇)
Kaoru-s