日本からナイロビへと再出発!

今夜は夏休みの間の一ヶ月間ケニアから日本に帰国していたsr大田伊杜子の再出発の晩餐会とケニアでの生活の分かち合いをいたしました。

ひとしきり夕食をいただいた後、お話を聞きました。

sr大田は2011年からルワンダ人のシスターたちと一緒に、ナイロビに修道院をスタートするミッションに派遣されました。今年でいよいよ4年めになります。
ルワンダ人のシスターたちがなぜケニアに?」
ルワンダという国の政治的変化で、キリヤ・ルワンダ語に加え、フランス語が公用語だったのですが、その公用語が英語に変わるということになり、学校、病院関係者は特に早急に英語に切り替えなければならないということで英語を学ばなければならなくなり、のんびりはしていられないということで、ナイロビに共同体で若手シスターの英語教育の場を確保しようということになったからです。
2011年、sr大田は二人のルワンダ人とともに、ナイロビで家探しから始めました。今では、6人の共同体となり、使徒的な働きも始まっています。

そんなところに、日本人の修練者も4月からの4ヶ月、ナイロビの共同体にて実習として滞在、コンソラータ英語学院で英語を学ばせてもらいました。

修練者のsr橋本晶子

一緒に行ったsr木村恭子

それぞれ、どんな体験だったかを語ってくれています。コンソラータ英語学院はコンソラータ男子修道会の学校で、80%は神父、神学生、修道者が、アフリカ全土からやって来ています。アフリカだけでなく、イタリア、フィリピン、インド、ベトナム、など多彩です。日本からは二人のシスターたちだけ。英語を学びながら、招かれているミッションや、それぞれの修道会のカリスマや、もっと大きく、現代の福音宣教まで、色々と話し合ったと言います。

そして、国際共同体の生活。ルワンダ人、オーストリア人、日本人の会員が一つ屋根のもとで互いの文化の違いを分かち合い、そして、その違いを超えて、一つの家族となっていく生活です。修道生活のはじめの時から、私たちの養成は国を超えて、普遍的な兄弟愛へと開いて行きたいと望んで、スタートします。

Keiko Hara