星に導かれて

「道、真理、命の主よ
あなたを求めて今旅に出る
星に導かれて、共に主を 礼拝するために」

この冬、今属している共同体で、たびたび歌った歌です。アフリカ・チャドのSr.二條のことを思い出させる歌でもありました。

彼女が、今年は、荷物を降ろして、一粒の麦となって、チャドの地に深く、決定的に根を降ろすことになっていたとは、2月2日の訃報を聞くまで、知る由もありませんでした。


「....フェリシテ、ペルペトウア、アガタ、ルチア、アグネス、セシリア、アナスタジア....」ミサの中の、第1奉献文で、7人もの女性の名が、次々と呼ばれます。(もちろん、男性の名も呼ばれますが)

なぜ、何度も、毎回、何人も?と思うことがよくありましたが、
今、創立者みせつりのマリアの名と共にあかね、二條さん、と私達も連呼しています。

全教会、神の国の視野の中で、先輩達は、往々にして、若いのですね。
みせつりのマリアやSr.二條は、ローマや日本の殉教者のような迫害を受けたのではないとしても、

キリストに従って駆け抜けていった、という点では同じものを感じます。

未だに信じられないけれど、同時に彼女の祈りを、今まで以上に信じます。

Kaoru-S