援助修道会の誕生


習慣は良くも悪くも人の生活を支配する。しばらくブログを書かない習慣がついてしまった。今、その習慣を書く習慣にもどそうと1週の生活リズムに入れたが、手はなかなか進まず、頭も働かない。それでもあえて書き始めた。


毎年1月19日〜22日になると私の心は自然に喜びと感謝が沸き起こる。それは1856年1月19日〜22日が援助修道会創立者 ウージェニー・スメットの葛藤と神への信頼、神に委ねる心から始まった創立の日々だからだ。ウージェニーは煉獄の霊魂(苦しみと清めのうちにある霊魂)に捧げられた修道会を創立するために、生まれ故郷と親しい家族に別れを告げて、パリに向けて出発した。しかし、そこで出会ったものは失望であった。それにもかかわらず、祈りとみ摂理への信頼のもと、新しい修道会創立にむかっての歩みを続けた。彼女は単純な祈りをし、勇気を得て、次のステップを歩んでいる。ウージェニーの生涯が書かれた本(「火の中をくぐりぬけて」六甲出版)によると、22日、大司教館に行く道で「どうぞ、大司教様がほほ笑んでいるようにしてください。そうでないと話す勇気が出てこないと思います。・・・大司教はやさしく微笑みながら近づいてきた」とある。ウージェニーは何をするにも神と対話しながら、神に願い、神の思いを生きてきた人だ。


「単純、委託、快活」はウージェニーのモットーである。


Yoshiko Nomoto