クリスマスからひと月


今朝、部屋に飾っていたヒバの枝3本を片付けました。

昨年の暮にクリスマス・ツリーを小さくても飾りたくて、空き瓶にもみの木代わりに差し、身の回りのシンボルになりそうなものを探して飾ったのでした。

季節がめぐって、飾りは一応取り外したものの、枝は、「私を片付けないで」と言わんばかりに、まだまだ美しい緑色でしたので、そのまま水を替え続けていました。 透明な瓶のため、この枝が勢いよく沢山の水を必要とすることを日々見ることが出来、驚嘆していました。


「色とりどりの飾りが、この家とこの世界とを、愛をもって飾るようにとの呼びかけを思い出させてくれますように」

「木の下に置かれたプレゼントが、私達がキリストの十字架の木から頂いている、あふれる恵みのシンボルでありますように」

「常緑の枝枝が、神の永遠に変わらない約束のしるしになりますように」

という祈りとの出会いが、クリスマスが過ぎてもなお、その枝を処分させなかったわけですが、今日は心新たに、新しい何かのために、その瓶をとうとう空っぽにしました。


今日は、主日であると同時に聖パウロの回心の祝日で、
更に創立者みせつりのマリアの終生誓願の記念日でもあります。

「神おん一人が原則となるという新しい身分に入っていかなければならないことがわかりました。それは恵みに全く依存する在り方なのです」 (みせつりのマリア 誓願前の黙想中に)

「私の恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」 (コリントの信徒への手紙二 12章9節)


「神の永遠に変わらない約束」を私達はいただいています。
これからもそのしるしを日々、見つけていきましょう。

Kaoru-S