室内楽

今日は、Sさんの室内楽シリーズⅩを聞きました。ドボルザークピアノ五重奏曲イ長調作品81とブラームスピアノ五重奏曲短調作品34の2大曲です。同じ五重奏でありながら曲想も響きも大きく異なる二人の趣を味わい楽しみました。


このアンサンブルは、SさんのピアノとSさんの高校からの友人である、ヴァイオリン(2)、ヴィオラ、チェロの5人の方々によるものです。


特に爽やかなボヘミア・スラブ調の郷愁帯びた樂想を持つドボルザークの作品は、所々各楽器のソロがしっかりと語り合うかのように展開します。ピアノ五重奏曲ならでの味わいを存分に楽しめました。


Sさんの奏でるピアノの音は、以前より更に円熟した感で客席との絆を暖めます。共に出向いた姉妹のOさん「何だか、肩のこりがほぐれました」と。10回と重ねてきたSさんの室内樂シリーズ、次は12月とのことです。今から楽しみです。


コンサートホールが近いこともあり、ゆっくりした面持ちで
帰院することができました。



Taeko H