夕べにシスター二條あかねと共に祈る


2日にチャドで急逝したあかねさんと共に祈る思いで私たちは市谷の聖堂に集まりました。
彼女の死は旧約のエリヤ(列王下2/11)のように急に私たちの前から天に昇っていったような実感を覚えるものです。


1ヵ月前にあかねさんは、フランス管区のシスターたちに手紙を書きました。

≪今日は主の公現の祭日です。
エスへの私の贈りものは私が弱く、
貧しくても、
喜びをもって、
エスが愛する地であるチャドに住んでいる私自身を捧げることです。
共同体の支えを感謝しています。
私はここ、チャドで生きることがとても幸せです。
ここで生きる体験を通して、
私はこの地に根を下ろし続けます。≫


私たちはあかねさんのこの言葉と2月2日の主の奉献の祝日に成就する彼女の言葉の深さを祈りました。
地に種が落ちるように彼女はチャドの地に永遠に休むでしょう。

その土壌は彼女に愛することを学ばせ、毎日そこに根づくことを祈った場です。そこは確かに彼女の場であり私たちの場でもあります。


今晩は皆で祈りながら「さよならとおかえりなさい」を彼女と共に味わっていました。



Taeko H