ガンジーとフランシスコ、イグナチオ

おととい10月2日は、マハトマ・ガンジーの誕生日に因んで、2007年の国連総会から国際非暴力の日と定められたそうです。だいぶ前に観た、アッテンボロー監督の映画;『ガンジー』の中の、インドの人々が隊列を組んでイギリス政府軍に片端から暴行を受けて倒れていくシーンを思い出しました。彼らが手で払いのけることもせず、鉄拳を身をかわしてよけることもしないことを意外に思いながら見ていた私です。


でもイエス自ら「誰かが右の頬を打つなら、左の頬も向けなさい」
とおっしゃり、売り渡す算段を整えて近づいてきたユダに、「しようとすることをしなさい」とそれを承諾なさいました。


また今日はアシジのフランシスコの記念日です。聖クララ会のシスターの手書の「平和の祈り」を、8月9月の間、机の上に置いていました。今晩、この祈りの2番目と最後の段落の行間で、私の言葉で祈らせていただきたいという思いがわいてきました;

「批判するよりも批判されることを恐れない心を、
1人でやり遂げようとするよりも助けを求めることを」
毎日の中に求めますように。


フランシスコは、徹底的にイエスのように生きたかったのです。そして、ロヨラのイグナチオは、キリストと聖人たちの伝記を読みながら、「聖フランシスコがしたこと、聖ドミニコがしたことを、もし、わたしがするとしたら」と自問しました。

ガンジーも、私にとっては聖人です。あかねさんを始め、彼らにも支えられ、元気付けられていることを感じます。

Kaoru-s